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2010/05/11(Tue)

第106話「傲慢の深淵」その4
その3の続きです



*粉々に砕けちったセリムの容れ物だったが、エドの右手に小さな本体が残っていた。親指の先よりもまだ小さい人造人間だった。
*床に敷いたトレードマークの赤いコートにセリムの本体をそっと乗せたエドは、眠るように縮こまっているセリムに声をかける。
*エド「全部終わったらブラッドレイ夫人に謝りにいかなきゃな。そこで待ってろ、バカセリム」
*エドの言葉を聞いたセリムは小さくママ、と泣いた。
本体に戻ったセリムが「ママ」と呟いたのが、意外。「おかあさん」じゃないんだ……(そこか)。「家族ごっこ」としての呼称でなく本能、もしくは本心で呼んだ、ということかな……。
中に侵入するな!とさけんだセリム=プライドの深淵、そこにはホムンクルスとしての自分を生み出したお父様ではなく、家族ごっこと言っていたブラッドレイ夫婦の姿があったわけで。偽物が本物で本物が偽物だった訳だなあ。

*地上に降り立ったお父様は、自身の賢者の石を補給する為にその場にいた北方軍兵士数人の魂を奪おうとするが、お父様に瓦礫を叩き付け、錬金術の発動を止めるホーエンハイム。
*ホーエンハイムに続いてやって来た師匠、アル、メイ。
*お父様「人間は大人しく賢者の石になっておれば良い」
*ホーエンハイム「何でそんなに見下すのかねえ…人間からは賢者の石が出来、賢者の石からはホムンクルスが出来る。ではホムンクルスからは何ができる?何を産む?破壊しかもたらさぬ存在を神と呼べるのか?究極の存在にでもなったつもりだろうが、どん詰まりなんだよ、お前は。」
ずっと昔、クセルクセス時代には、ホーエンハイムとお父様(フラスコの中の小人)のこういう問答がきっとよく行われていたんじゃないかな……。もちろんこんなに凶悪な状況ではないだろうけど。行き過ぎた言動をしがちなフラスコの中の小人と、呆れながらもその言動をくだらないと両断するのではなく、伝わるように語りかけるホーエンハイムと。こんな対話がいっぱいあったと思うよ。道は別れてしまったけれど、クセルクセス時代の二人は友と呼んでもいいくらい近しい存在だったんじゃないかな……19巻の夕日を見ながら穏やかに語り合う二人を思い出した。

*ホーエンハイムの言葉に考え込んだお父様は、ならば人を産もう、と腹部から何かをぼこぼこと分離した。それはこれまでに取り込んだクセルクセスの住人の一部だった。ホーエンハイムの錬金術の師匠や、奴隷仲間、クセルクセス王…焦点の合わない目と半分融けたような肉体で、旧知の人物たちがホーエンハイムに近づいてくる。怒りをあらわにするホーエンハイム。
*直後、ホーエンハイムの後方、セリムとの戦いを終えたエドが最下層からやって来た。ニヤリと笑い、先ほど分離したクセルクセスの住民に向かって、すなわちその先にいるホーエンハイムたちに向かって、中央司令部を貫くほどの巨大な気を叩き付けるお父様。
*クセルクセス人たちは即座に融けて霧散し、ホーエンハイム初め人柱たちも強烈な力に吹き飛ばされる。エドの機械鎧の右手も分解され、砕けちった。
ここで、以下次号!
お父様、エドを待って人柱たちを吹き飛ばした……?
これがどの程度の規模の攻撃なのか、またその意図はなんなのか?致命傷を負ってるなら真理の扉あたりに行って体を取り戻す展開もありかもしれない。とかとか。
またお父様は自分に対抗出来そうな錬金術師を丸ごと消し去ろうとしたのか、それともエド自体に意味があったのか。前者だとすればカウンターとしてはロイ&リザが本命、対抗でスカーとグリードとランファン、穴で賢者の石を持ったマルコーさん(カナマでの石をまだ持ってるはず)とヨキあたり、とかかな。
ちなみにお父様とロイたちが闘うとすればそれは北の兵士たちの眼前で行われるわけで。今後、オリヴィエでなくロイが政権を取る場合の不満を抑えるのに一役買う、かも?

以上、だらだら失礼しましたー。
何だかもう何を心配していいやらですが、とにかく次号!ロイの活躍が楽しみです!最終回一つ前のクライマックス……!

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